今年の初詣、甲府市出身の書道家、玲奈の圧巻のパフォーマンスに心を奪われました。
中央広場に設置された巨大な紙。
その存在感だけでも圧倒的でしたが、玲奈が登場すると、空気が一変しました。
軽快な音楽のリズムに乗り、彼女の筆は紙の上で踊るように躍動し、「開運」「招福」の文字が力強く生まれていきます。
縦1.5メートル、横10メートルという大きな紙に描かれる文字は、まるで生命力そのもの。
集まった観客の息をのむ静けさと、パフォーマンス後の割れんばかりの拍手が、この瞬間の特別さを物語っていました。
新しい年の始まりを、このような芸術的な瞬間で感じられる幸せ。書道の持つ力と美しさを、改めて実感した初詣になりました。

0件のコメント